生活クラブ親生会とは

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はじめまして、
親生会です。

生活クラブ親生会は、生活クラブの「消費材(※)」を作っている
意思ある提携生産者の集まりです。
生活クラブの考え方に賛同し、消費材をつくる責任をもつ者同士の連帯を深め、
生活クラブと会員の発展に寄与することを目的に結成されました。

1977年に47生産者で出発した親生会は、徐々にそのネットワークが広がり、
現在では全国各地の124の生産者が会員となっています。(2022年時点)
生産者と組合員の交流の場を設け、
消費材をより深く知ってもらう活動を中心に行なっています。

生活クラブ親生会は、生活クラブ組合員とともに
問題を解決する意欲を持つ生産者となり、
より良い質の消費材をめざしています。
私たちは、以下のことを消費材作りの条件とします。

  • 01
    情報を公開すること
  • 02
    適切な生産条件と能力を
    備えているか、
    備えることができること
  • 03
    その生産方法を、
    他の生産者と協同して
    社会的に拡大できること
  • 04
    他の不正義な企業に
    投資しないこと
  • 05
    生産から廃棄まで地球
    環境や天然資源を念頭に
    おいて行動すること

※生活クラブで取り扱う食品や生活品は、利益を得ることが目的の「商品」ではないという意味を込めて「消費材(しょうひざい)」と呼んでいます

組織図

部会活動

  • 活動推進部会

    活動推進部会

    おおぜいの会員と考え、学ぶ

    生活クラブの政策を元に自分たちの今ある課題に対して考え、生産者の学習や研修の場として、会員相互のつながりや意思の共有機会を増やすべく活動している活動推進部会です。
    生産者として必要と思われることや、会員全体を対象とした企画を中心に立案・計画・実行する部会です。

  • 交流部会

    交流部会

    組合員と生産者との交流の架け橋

    生活クラブ組合員との交流の場を統合して運営する部会です。
    生産者交流会や見学会などイベントの開催は年々回数が増加し、これまでの開催回数は1000回を超えました。
    今後も今まで以上により細かい対応に心掛け、有意義な活動を提供しより多くの会員が参加する交流の懸け橋の場となるよう親生会活動を盛り上げていきます。

  • 広報部会

    広報部会

    会員活動の情報発信

    会員同士をはじめ、生活クラブの職員や組合員と共有できるように情報発信を行なっている部会です。定例の編集会議を中心に、各会員からの意見を積極的に取り入れています。

    • 機関紙の発行・会員名簿の作成
    • ホームページの管理 他
  • SDGs部会

    SDGs部会

    持続可能な未来を目指して

    2030年に向け、持続可能な社会の実現のための調整・推進を目的として2020年に立ち上げた部会です。

    • 「生活クラブ2030行動宣言」等の事例紹介・情報共有
    • 衛生管理マニュアル(相互点検)の推進
    • 会員の多くに共通する食品ロスの削減等についての支援
    • 食品衛生法で義務化されるHACCPの運用支援 他

地域親生会活動

  • 山形親生会

    山形親生会

    FEC自給ネットワーク形成の試み

    山形親生会は生活クラブの消費材供給に関わる15の生産者で構成しています。高い生産力を誇る環境を活かして、生活クラブ組合員の食料基地として、50年を超える時を歩んできました。生産活動の中で作り出される資源を、生産者間で有効活用し、地域循環型生産を実践しています。また、全国初の生産者で作る生協を立ち上げ、自ら組合員となり、消費材を利用することで、持続可能な生産と消費「つくる責任・つかう責任」を行う地域づくりを進めています。
    山形親生会から産まれた飼料用米の取り組みをはじめ、持続可能な消費材供給にむけて、地方のFEC自給ネットワーク形成を進めてまいります。

    ※FEC自給ネットワーク構想…生活クラブでは、経済評論家・内橋克人氏が提唱した「FEC自給圏」構想にもとづき「FEC自給ネットワーク」づくりを方針化しています

    代表世話人 新田嘉七
    (株式会社平田牧場)

    山形親生会
  • 首都圏親生会

    首都圏親生会

    毎年重要課題について討議する「研修会」を実施

    首都圏親生会の目的は、地域に密着した活動を通じて、エリア内の生活クラブの運動と事業、ならびに会員の発展に寄与することです。首都圏親生会は、親生会本体の7割を超える会員が所属する最も大所帯の地域親生会です。会員の業種も多種多様で、農業・畜産・水産から食品加工、生活用品まで、たいへん多岐にわたっています。担当エリアも、ほぼ日本全国、北海道から沖縄まで、他の地域親生会の所在地(山形、長野、静岡、近畿)を除く、すべての地域を網羅しています。
    我々は、いち地域親生会として、首都圏単協のみならず、担当エリア内すべての単協に、「地元親生会」と認識して頂ける関係性を構築したいと考えています。そのために“地域”も“業種”も広域をカバーする、会員の「多様性」という首都圏親生会の独自の強みを活かして、地域の生活クラブとの連携をより深め、一層の関係性の強化を図るため、日々の活動を進めています。

    代表世話人 山田洋平
    (和高スパイス株式会社)

    首都圏親生会
  • 静岡親生会

    静岡親生会

    地域の組合員活動を支援、
    大試食会の開催も

    当会は1997年3月に設立しました。会員は県内生産者13社で活動しています。生活クラブ親生会の活動方針に基づき地域に密着した活動を通じ生活クラブ生協並びに会員の発展に寄与することを目的としています。主な活動は生活クラブ生協・静岡と共催する新委員学習会、消費委員や支部委員長を対象とした学習会、職員向けの学習会・工場見学会などを企画運営しています。生活クラブ生協・静岡の活動に積極的に参加し、地域に向けて会員の生産活動や消費材の価値を発信しています。

    代表世話人 池田照夫
    (こめや食品株式会社)

    静岡親生会
  • 長野親生会

    長野親生会

    理事研修への参加で生活クラブへの理解を深める

    1992年、長野県内の生産者16会員にて「グループ信山」を設立。1999年には、お隣、山梨県内の生産者と「生活クラブ長野・山梨親生会」を立ち上げました。2015年、原点に戻り、山梨は新たなグループを立ち上げ地元山梨で活動。
    長野は「長野県産の原料を活用し、域内循環を目指す」ぐるっと長野地域協議会の活動を柱とする「生活クラブ長野親生会」と名称を変更し、新たに25会員が活動を継続しています。長野発消費材の開発に向け、異業種の会員が共に知恵を出し合い活動を続ける中、現在は、水、森林、エネルギーの取組みにもチャレンジをしております。

    代表世話人 青木幸彦
    (株式会社マルモ青木味噌醤油醸造場)

    首都圏親生会
  • 近畿親生会

    近畿親生会

    情報の共有化と仲間作り、研修会・
    交流会で組合員活動を支援

    近畿親生会は、愛知単協・関西6単協と消費材を通じて取り組みをさせて頂いています。また生産者は、愛知県から沖縄県と広範囲です。農業・漁業・畜産や食品加工と元気のある生産者団体です。生活クラブの東海圏・関西圏・近畿圏での組合員活動への支援・協力を生産者が全力で取り組むことを、大きい活動目標にしています。また広範囲でも、情報の共有化や信頼関係なくしては、活動は成り立たないと思います。
    近畿親生会は生活クラブ組合員との信頼関係を更に構築し、組合員と一緒に活動にできる近畿親生会でありたいと思います。

    代表世話人 王隠堂正悟哉
    (農業生産法人 有限会社王隠堂農園)

    近畿親生会