消費材名一覧

えのき茸茶漬



長野森林組合 鬼無里事業所
固形分80% えのき茸がシッカリ詰まっています
市販で格安の製品は固形分60%の表示が多く見かけます。煮込みの時間を短縮し、水気が多いうちに仕上げているため不注意に蓋を開けると、中身が一気に出てしまうこともしばしば。少しトロミを付けるために増粘剤を入れる。そんな作り方です。生活クラブえのき茸茶漬は自社で煮込んだかつおだしや鬼無里の酒米で造った純米酒、生活クラブ生産者の丸大豆しょうゆと食塩などを調味料に、じっくりと煮込んだ固形分80%。えのき茸の旨みがシッカリと詰まっています。
 
消費材の利用法など
お子さんの喜ぶ卵を使った“えのき茸茶漬入りオムレツ”
【材料4人分】
卵(8個)、えのき茸茶漬(100g)、牛乳(大さじ4杯)、こしょう(適宜)、バタ-(適宜)
【作りかた】
卵にえのき茸茶漬、牛乳、こしょうを合せ混ぜます。
フライパンにバタ-を溶かし(1)を4つ焼きます。
お子さんの喜ぶ卵を使った“えのき茸茶漬といり卵の春巻き”
【材料4人分】
春巻きの皮(4枚)、卵(4個)、えのき茸茶漬(80g)、マヨネ-ズ(大さじ1杯)
【作りかた】
フライパンに卵を入れかきまぜながらいり卵を作り、えのき茸茶漬とマヨネ-ズを入れ混ぜます。
春巻きの皮で包み揚げます。
 
消費材はこうして作られます
「オガクズ」に菌を植え、湿度と温度を変えること約55日で成育します
■ビン詰
「オガクズ」に加水し、これを1,000ccのビンに詰めます。
■殺菌
オガクズの雑菌を死滅させる為、約4,000本のビンを高圧釜に入れて118℃(50分)を維持します。
■植菌
雑菌後、長野県広域原種菌センターで培養した「えのき茸の菌」を小さじ1杯程ビンに入れます。
■培養
温度15℃・湿度80%の部屋にビンを移動します。植えた菌がオガクズを栄養に増殖し、約25日後にビンの中のオガクズは菌が回り真っ白に変化します。
■芽だし
温度14℃・湿度90~95%の部屋に移動。菌が回ったビン内の上部には白いカビが3cm程発生しており、これを1本ごと取り除くと10日程でオガクズの上部から「えのき茸の胞子」が芽を出します。
■抑制
芽を出した「えのき茸」は温度が高いと一気に成長し「もやし」のようになってしまい、茎の固いしっかりしたのものになりません。そこで温度を5度まで下げ成長を鈍化させます。約10日間。
■成長
ビンの口から3cmほど顔を出したところで、えのき茸の周りに12cm程の紙を巻き、真っ直ぐに成長させます。この紙の上の茸の頭が顔を出したら収穫です。
以上、原料となる「えのき茸」は収穫まで55日間を費やして、工場に出荷され「えのき茶漬け」となります。
 
えのき茸栽培。原料となります。
根を切り、株をほぐし選別・切断。
ステンレス釜で味付けして煮込みます。
リユ-スビンに自動充填。
殺菌後、検品をし箱詰め作業。
 
あなたの素朴な疑問にお答えします


qa_q.gif 「山でえのき茸は採れるのか?」ってよく聞かれます
qa_a.gif 皆さんが知っている「えのき茸」は、光をできる限り当てない工場栽培物で色は真っ白で傘は2cm程です。
これに対し山で採れる「えのき茸」は、茶褐色で傘は3~8cm程。姿形、風味など自然物と栽培物がこれほど異なるきのこも珍しいです。
カキ・エノキ・コナラ・ヤナギなどの広葉樹の枯木や切株に生え、正式名称は「真菌門担子菌亜門真正担子菌綱帽菌亜綱ハラタケ目キシメジ属エノキタケ科エノキタケ」。
   
qa_q.gif 森林組合が農産加工を行うのは珍しいと思いますが、始めた経緯を教えて
qa_a.gif 戦後、鬼無里は一次産業が生活の基盤であったが、雪深い冬期間は県外などへ出稼ぎをしていました。冬場に合った産業として、1960年頃より、えのき茸の栽培を指導、普及していきました。通常ならば農協さんが指導を行いますが製材工場からでる「おがくず」を配布しながら組合員さんに指導したのが森林組合でした。その後、春から夏に値下がるえのき茸を通年安定栽培できるよう、組合職員が加工技術を学び、生産者との契約栽培により、えのき茸のビン詰め加工を開始したのが1967年のことです。


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