生産者名一覧

東京カリント(株)

東京都板橋区坂下
私が生産者です
伝えていきたい菓子がある「新伝統芸」

東京カリントの群馬工場
 
戦後物資のない時代に創立して、半世紀以上の月日が流れました。激しく移り変わる経済・社会情勢下にあって伝統菓子の本質を見失うことなく製品づくり一筋に企業基盤を着実に固めて参りました。昭和30年代の大量生産より、いち早く多品種少量生産に切り替えお客様にできるだけ新しい製品を提供できる体制を整えると共に、製品も本物志向へと変遷を目指しております。
そんな中、私たちは、生活クラブとの出逢いに強い衝撃を受けました。当時の私たちは生協といえば『全て同じ考え方の同じ団体』と程度の低い認識しか持ち合わせてなく、生協によって信条や考え方がこんなに違い取組み姿勢も天と地程の差があるとは思っておりませんでした。 「子孫への安全安心」をテーマに真剣に取り組んでいる組合員さんの姿に新鮮な感銘を受けました。
 
私の代表消費材
沖縄産黒糖かりんとう・ミニリングドーナツ
かりんとうとミニドーナツ

美味しさのための妥協しない製法の維持と伝承しつづける伝統の技法、頑固な職人魂にて生み出されたかりんとうです。もちろん、材料も厳選されています。小麦粉は国産小麦粉、揚げ油は米油100%、黒砂糖は沖縄産の特等です。一般的な商品に使用しているカラメルは使用せず、ごまかしのできない本物のかりんとうです。
「考えて食べるのではなく、本当に美味しいものを作りたい」という思いからオリジナルのかりんとう・ドーナツが誕生しました。

<美味しさの原点は“素材”>
かりんとう生地の主材料である小麦粉は、風味食感・口溶けを決める大切な素材です。また、独特のコク、香り、まろやかさを持つ沖縄産の中でも厳選した“特等沖縄黒砂糖”を使用。そして、健康に優れたリノール酸やオレイン酸、ビタミンE等を含む米ぬかからうまれた“米油”は、かりんとうとの相性抜群で風味の豊かさをグ~ンと向上させています。

<練り上げた生地種の独自の“発酵”が決め手>
微妙な湿度・温度調整と永年の経験と知恵とから編み出した、当社独特の蜂蜜発酵。さらに、温度を変えた3連の大丸釜は揚げ油の鮮度を保つのに最も適し、芯までカリッと仕上げることで昔ながらの手揚げの風味を生み出しています。

<仕上げは“蜜”>
かりんとう造りの仕上げは蜜。炊き込みの温度、時間、力加減、蜜掛けの間の取り方は、ハイテクの通用しない職人の経験のみが成し得る芸術的技術として大切に伝承されています。

 
生活クラブとの提携・現在とこれから
「砂糖は害があるから…」から、
提携まで粘り強く10年

生地の揚げ具合に合わせて、バランス良く蜜を
かけるのが職人の腕の見せどころ
 
生活クラブとの最初の出逢いから提携に至るまで、約10年を要しています。これ程長い時間が掛かった生産者は他にはないのではないでしょうか。
世田谷本部を訪ねたのは、1970年頃で、その頃の生活クラブは「砂糖は害があるから、甘いお菓子はねえ~・・・。」と取り付く島のない返事でした。それでも生活クラブの運動や政策を理解するため、何度も足を運びました。そんな中、80年に、「長野では昔から地元のお菓子にこってりとしたかりんとうがあり、そこで組合員の間に『甘い菓子類を開発して欲しい』と、生活クラブ長野が独自でかりんとうの実験取り組みをしたい」との声が上がりました。取り組んだのは弊社の言わば看板商品「蜂蜜黒かりんとう」。毎月高い結集量を扱い、これが契機となって連合消費委員会でも話題となり、開発の検討が始まりました。
当時、組合員の間では子どものおやつに関心が強く、スナック菓子や糖分の取り過ぎの問題などをスライドや実験で子どもたちに見せる活動が盛んにおこなわれていました。組合員には、どうしても「甘さ」に対するこだわりがありました。そこで、どのようなかりんとうにするかを組合員と一緒に決めていきました。話し合いだけではなく、弊社の工場に何度も生活クラブの担当の方が足を運び、試作に立ち合っていただきました。こうして、生活クラブの「かりん糖」が1981年11月から甘いお菓子の第1号として取り組まれ、組合員の高い結集を見たのです。当初、工場の職人の中には「こんなのかりんとうって言えるのかねえ」との声も聞かれましたが、着色料不使用、国産小麦粉使用、ソフトな食感でごまかしのない沖縄産黒糖本来の味わい深さで、今日を先取りした消費材のスタートでした。今では、組合員から「かりんとう・ドーナツをいつも利用しています」と言っていただけるようになりました。これからも組合員の皆様にファンになっていただけるよう、消費材の価値を伝え、安心で美味しいお菓子造りに励んでいきたいと思っています。
 

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