生産者名一覧

(株)生活クラブたまご

埼玉県深谷市
私が生産者です
生活クラブ専用の鶏卵の養鶏場です
 
養鶏場は2つです。岡部農場と坂戸農場、ともに埼玉県内にあります。その飼養羽数は合計で約23万羽。すべて生活クラブ生協向けの鶏舎構造(開放鶏舎)、国産鶏種(もみじとさくら)、NON-GM、PHF飼料(トウモロコシと大豆粕)です。
会社名が表すとおり、(株)生活クラブたまごの株式のほぼ100%を生活クラブ連合会が保有しています。前身の㈲鹿川グリーンファーム(1983年~2013年の社名)が経営危機を迎え、1994年に生活クラブ連合会が経営参画し、2013年秋に会社名を経営実態に合わせ変更しました。
同時に、国内で唯一商業ベースで国産鶏種を生産しつづけている(株)後藤孵卵場(岐阜市)の経営参画を実現させ、国産鶏種の実験農場の色彩を鮮明にしました。
私たちは生産している鶏卵の70%以上を生活クラブへ出荷しています。どこの養鶏場も真似できない情報公開ができ、組合員との意見交換によって鶏卵をつくる(開発する)ことができます。一方、生活クラブ組合員の鶏卵利用動向によって会社の経営状況が左右されることも認識してください。
※NON-GM:非遺伝子組み換え  PHF:ポストハーベストフリーの略。収穫後に農薬を使用しないこと。
 
私の代表消費材
健康な鶏の産んだ鶏卵です
 
この数年、市販のたまごは、差別化を目的にした商品づくりに専念しています。その特徴は栄養成分の一部(例えばビタミンE)や黄身の色の濃さを強調したものです。どちらも飼料によって操作できます。
(株)生活クラブたまごはまず鶏に注目します。そのヒナ(正確には鶏卵を産む世代の2つ上の世代のヒナ)が国産か外国産か、健康に留意した飼料を給与しているか、太陽の日差しを浴びることのできる飼養環境か。たまごづくりのエネルギーを注ぐ観点が市販品と異なっています。だからこそ長年の組合員の支持を得ることができていると思います。
「健康」という概念はヨーロッパで進められているアニマルウェルフェアーへ行きつく面があるかと思います。これについては、「自分たちの力量」(会社の経営力と組合員の利用力)がより一層レベルアップしないとチャレンジできないテーマだとも考えています。
 
生活クラブとの提携・現在とこれから
生活クラブとの提携スタートから40数年
 
(株)生活クラブたまごの前身である(有)鹿川養鶏場(1966年設立~1983年の社名)の鶏卵が、生活クラブ生協へ、ある団体を通して出荷開始されたのは1971年、直接提携となったのは1974年です。
価格がいまのような年間固定の「生産原価保証方式」へ移行するのは1977年。それまでは「一か月平均価格」などを採用していました。
鶏種が国産鶏種へ転換したのは1989年のことです。1987年から約2年間にわたって国産鶏種2つと外国鶏種2つの鶏卵実験取組を実施し、組合員の総合評価にもとづき転換しました。
1998年、飼料をNON-GMトウモロコシへ変更。それに先立って1992年にPHFトウモロコシの実験給与を開始していたため、その流通ルートが確立していたことが、NON-GM穀物(トウモロコシと大豆粕)給与の道を開きました。
当面のテーマは国産鶏種の拡大です。1960年のヒナ輸入の自由化以降、いまや国内鶏卵マーケットに流通している約95%が外国産鶏種の鶏卵です。また、この数年飼料価格はジワジワと値上げを続けていますが、飼料の外国産依存は今後も避けられません。
10年後、いまのようにあたり前のもの(最低限いまの水準を維持しつつ)として鶏卵を食卓に上らせたい。「それを実現させるためにいまがある」と思っています。
 

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