日東富士製粉(株)
| 静岡県清水市 |
| ベーキングパウダーの自社開発で NON-GMOを実現 |
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| 常務取締役 鈴木 彰二 |
静岡県初の製粉工場として出発―日本ではじめてホットケーキミックスの開発に挑戦した会社です。
昭和16年、当時静岡県は小麦生産県にもかかわらず製粉工場がなく、原料小麦を他県に安く買い叩かれて、高い小麦粉を買わされるような状況でした。それで静岡県に製粉工場を作ろうということから静岡県購買販売農協連合会(現在の経済連)の工場として始まったのが富士製粉の前身です。 その頃、「ホットケーキの素」という、小麦粉に膨らし粉を入れただけのものが販売されていましたが、昭和27年、小麦粉が統制解除になったのを機に砂糖まで添加した「ホットケークミックス」を開発。これが日本のホットケーキミックスの先駆けになりました。 その後28年に三島工場が火事で焼失するなどの困難もありましたが、当時からパン食需要、小麦の輸入化を見越して、31年港に近い清水市に工場を再建し、小麦から小麦粉に至るまで、外気に全く触れないニューマティックシステムという最新鋭の製粉システムをいち早く導入しました。 1日の製粉量は約500トン。強力、準強力、中・薄力、デュラム小麦の挽砕を行っており、デュラム小麦については専用ラインを持っています。2002年3月には現在の1.5倍の規模をもつ業務用・家庭用のプレミックスラインが稼動する予定です。 |
消費者の皆さんの信頼と満足を得るために、品質管理・環境管理に力を入れています。 製品の品質管理に意欲的に取り組み、製粉工場はISO-9001の認定工場になっています。生活クラブには国産小麦粉の取り組みがありますが、トレーサビリティ(商品履歴)を明確にし、いつでも安心してご利用頂けるシステムを構築しています。さらに、生活クラブの自主管理監査制度に登録し、できる限り地球環境に負荷をかけない工場を目指して2002年の春をめどに環境面の管理基準であるISO-14001認定を目指して、試験運用もはじめています。 |
| 小麦の話・小麦粉の話―種類と用途、特徴を知って使いこなしてください |
| グルテンの量で決まる用途 小麦粉に薄力、中力、準強力、強力、デュラムと種類があるのはご存知でしょうか。 これは小麦の中に含まれる「グルテニン」と「グリアジン」という蛋白質の量によって分けられています。蛋白質が一番多いのがデュラム小麦。次に強力、準強力、中力、薄力と続きます。逆に澱粉質は薄力が一番多いのです。 水を加えると、グルテンに変化するこの蛋白質の量や質は、気候や土壌の違いによって変化します。水に溶けたグルテンは皮膜を作ります。酵母で発酵させるパンなどは酵母から出る炭酸ガスを外に逃がさないよう、多量かつ強いグルテンが必要です。一方ケーキなど、ふんわり、さっくりした食感を求めるものには、グルテンは少ない方が適しています。 グルテンの強さ もう一つ、グルテンには「強さ」という基準もあります。グルテンの量が同じでも、パンを焼いたときに同じように仕上がるわけではありません。やはり、気候や風土の違いでその質がそれぞれの産地で微妙に違います。たとえばフランス産の小麦は、日本の小麦に較べても決してグルテン量は多くないのですが、その気候と風土にピッタリとマッチして、そこでしか味わえない、おいしいフランスパンの伝統を作り上げています。 小麦粉のどの部分かによってグレードが決まります 一等粉~二等粉というグレードは、灰分が少ない中心部分(一等粉)か、これらが多い外皮に近い部分(二等粉)かによって分けられます。 |
| 国産小麦粉と外国産の小麦粉 |
| 産業構造の変化によって、日本の農業人口や栽培面積が減少したことに加えて、日本人がパン食をはじめ洋風の食事をするようになり、それに適した小麦粉が北米などからどんどん輸入されるようになりました。さらにASW(オーストラリアン・スタンダード・ウイート)に代表されるように、日本の麺用小麦が海外で開発されるなど、国産小麦の代表である中力粉さえ減少の一途を辿ってきました。 日本で消費されている小麦粉の、なんと90%までが輸入の小麦粉です。国産は年によって変動はあるものの、約10%。日本の気候に適しているのはうどん用の小麦粉、つまり中力粉です。 しかし、日本の中でもそれぞれの食品に合った小麦の品種改良も進められ、最近ではパン用、麺用など、外国産に劣らない品質の良い小麦が多く栽培されるようになってきました。また、ポストハーベストフリー(PHF)など、外国産小麦への不安材料もあり、国産小麦の人気は高まっています。 |
| 生活クラブとの出逢い |
| 石油ショックが起こった70年代前半以降、生活クラブでは基礎的な食料品の安定供給が課題でした。小麦粉の安定供給のため、生活クラブは千葉製粉と提携を開始しました。この時期、千葉製粉の原料を小袋詰めしていたのが富士製粉です。その後、富士製粉は生活クラブと直接提携することになりました。この引継ぎに当たっては、千葉製粉から、生活クラブの消費材に対する考え方などについてきわめて正確に紳士的に伝えてもらえたため、スムーズに提携関係を引き継ぐことができました。 |
| 消費材ができるまで |
取り組み当初は「安定供給」が第一でしたが、ポストハーベストや輸入時の燻蒸など、輸入小麦の安全性に疑問がもたれ始め、生活クラブは国産小麦粉の開発を目指すことになりました。1992年、それまで外国産だった薄力粉を国産小麦粉100%で開発。さらに、当時取り組みが始まっていたホットケーキミックスも原料小麦を国産に変更。2001年には念願の原料の完全NON-GMO化を果たすことができました。 |
| 生活クラブとの提携・現在とこれから |
| ホットケーキミックスは新規加入者向けのミニサンプルとして活躍しています。また富士製粉の国産小麦粉は、多くの消費材の原料小麦粉としても使われています。生活クラブの国産自給を目指す活動を支えながら、今後も原料や製造工程の確かな消費材の生産を進めていきたいと思います。 |
| 私たちが扱っている消費材の一覧です |
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静岡県初の製粉工場として出発―日本ではじめてホットケーキミックスの開発に挑戦した会社です。
消費者の皆さんの信頼と満足を得るために、品質管理・環境管理に力を入れています。
取り組み当初は「安定供給」が第一でしたが、ポストハーベストや輸入時の燻蒸など、輸入小麦の安全性に疑問がもたれ始め、生活クラブは国産小麦粉の開発を目指すことになりました。





