(有)根元泰蔵商店
| 秋田県雄勝郡 |
| 日本の伝統を創る |
![]() |
| 事務所及び本社工場 |
| 代表取締役 根元 次郎 |
約800年の伝統を誇る川連(かわつら)漆器は秋田を代表する伝統工芸品のひとつです。奥羽山脈の豊かな森林資源であるブナや朴、栃、桂、欅などを用い、丹念な作業が生み出した工芸品です。 柿渋と生漆を塗り重ねる「堅地仕上げ」という幾重にも渡る川連独特の下地工法により、漆器の中でも特に丈夫だといわれております。その丈夫さから長年普段使いの漆器として愛用されてきました。 品質表示では合成樹脂の上に漆を一度塗布しただけの製品から、輪島塗などの本堅地と呼ばれる高級品まで本漆塗りの同一表示がなされ、一般的に差の分かりにくい表示になっています。木地や下地の種類、塗りの回数や方法などを明確にしたもので、安価で丈夫な普段使いの器として取り組みたいという生活クラブの要望にピッタリの漆器です。 |
| 営業 沼倉 透記 |
生活クラブ担当の沼倉です。製造工程の管理もしております。漆器はその工程がそれぞれ分業になっていて、そのほとんどが手作業の為、職人がそれぞれの自宅の作業場で行っています。機械化できないものばかりで、最近では後継者がいない為廃業する人が増えています。 生活クラブの組合員のみなさんには、日本が世界に誇る伝統文化の漆器を気軽に扱える価格で提供しています。人にも環境にも優しい漆器をもっと使いましょう。 |
| 生きている塗料「漆」の魅力―漆の乾燥機構 |
| 漆は生きている塗料です。一般の塗料が水分やシンナーなどの溶剤等を蒸発させることによって乾燥するのとは全く異なり、漆は漆液に含まれているラッカーゼという酸化酵素の作用を受けて、主成分であるウルシオールが重合反応を繰り返すことによって乾燥します。このラッカーゼは空気中の水分から酸素を取り込んで酸化反応を起こすため高い湿度を必要とします。乾かすときに漆風呂に入れるのは湿度と温度を均一に与えてラッカーゼの働きを活発にするのと、空気中のホコリを避けるためです。 このように漆は自分の力だけで乾燥するため強靭でしかも優美な塗膜ができるのです。いったん乾燥した漆は実に強靭で、酸、アルカリ、塩分、アルコール、などの物質に侵されないし、耐水性、防腐性、が非常に高く、殺菌性も含んでいます。 また、古来より接着剤として使われており現在でも、陶磁器などの「金接ぎ」に接着剤として使われています。 |
| 使う為の器 |
漆は乾いてからも硬化し続けます。その硬度を鉛筆の芯であらわすと、最初2Bのものが半年でHB、一年で2H、その後七年で4H、三十年で7Hの硬さになるといわれています。また、使い込むほど美しくなるというのも最大の魅力の一つといえます。塗ったばかりのときは黒ずんでいるものが、使い込んでいくうちに鮮やかな色が出てくる。多少傷がついても、そのまま使っていれば傷が気にならなくなるような肌の美しさが自然に出てくる。漆にはそういった柔軟性のある強さというような魅力があります。これは使っていなければわからない魅力であり、使い続ける楽しさでもあります。 特に生活クラブの漆器は市価に比べるとすごく安い価格になっています。百円ショップのものから比べると高いと思うかもしれませんが、そこにはない安全性や耐久性、環境負荷といったもの、そして何よりも漆の奥深い魅力は計り知れません。 |
| 生活クラブとの出逢い |
| 当社を知っていた組合員さんの紹介で地区祭りに出たのがきっかけです。 |
| 消費材ができるまで |
工業製品と違い一つ一つ手作りの漆器は色具合や形が微妙に違うのがあたりまえで、天然木だから重さが違うのが当り前。それがクレームとして次々にあがってきたときは頭を抱えました。ベークライトの器になれた目には天然木の汁椀は不良品に映ったのかもしれません。また、計画数をオーバーしたときもすぐできるものではないので大変困りました。そんなことを繰り返しながら20年以上にも及ぶお付き合いの中で、オリジナル品の開発や新製品の取組をさせていただいています。 |
| 生活クラブとの提携・現在とこれから |
| 椀類や鉢など定番の漆器と、まな板や飯切りなどの木製品、線香やローソク、念珠などの仏具といったようにいろんなものを取り組ませていただきました。今後は当社の主力製品である仏壇も視野に入れながら生活クラブとの提携を強力なものにしていきたいと思います。 |
| 私たちが扱っている消費材の一覧です |
| ○銘々椀○四寸汁椀○腰高汁椀○壺椀○道楽椀○合鹿椀○六寸銘々皿○小鉢○スプーン○若狭の箸○津軽塗箸○平鉢○重箱○わっぱ弁当○稲庭手よりうどん |
|


約800年の伝統を誇る川連(かわつら)漆器は秋田を代表する伝統工芸品のひとつです。奥羽山脈の豊かな森林資源であるブナや朴、栃、桂、欅などを用い、丹念な作業が生み出した工芸品です。
生活クラブ担当の沼倉です。製造工程の管理もしております。
工業製品と違い一つ一つ手作りの漆器は色具合や形が微妙に違うのがあたりまえで、天然木だから重さが違うのが当り前。それがクレームとして次々にあがってきたときは頭を抱えました。ベークライトの器になれた目には天然木の汁椀は不良品に映ったのかもしれません。また、計画数をオーバーしたときもすぐできるものではないので大変困りました。





