生産者名一覧

長野森林組合 鬼無里事業所

長野県長野市鬼無里
日本にある限り造り続けます
貴重となった「国産のきのこ」と「山菜」
鬼無里の自然風景
 
事業所長 戸谷 稔
「鬼無里=きなさ」って読めますか?
場所はどこかわかりますか?
鬼無里村は長野県の北部、新潟県との県境。長野市善光寺より西に20km、観光地の戸隠村と白馬村に囲まれた山間の村。春は80万本の水芭蕉が咲き乱れ、秋は見事な紅葉。この豊かな自然から育った農林産物を活用し、きのこと山菜の加工食品を開始して35年。今、この業界は輸入原料が90%以上とも言われているのに、ラベルは「・・・ 村の味」「・・・特産品」ってウソばかりが出回っております。
正直に造るって難しい事なんでしょうか?
 
だから長野県産えのき茸にこだわって
一次産業を生活の基盤としていた鬼無里では、冬は出稼ぎ労働が一般的でした。そのような中、森林組合では製材工場で排出される大量のおがくずを組合員さんに配布し、「えのき茸栽培」の指導、普及を行いました。
こうして200件以上の農家が冬場の収入源として家庭内労働でのえのき茸栽培を開始しました。しかしながらえのき茸は春先から値段が下がります。せっかく設備投資をしたのだから、農業をしながら何とか通年栽培ができないかとの要望に応え、職員がえのき茸加工メーカーでビン詰め加工の技術を学び、1967年、森林組合に食品加工場を設置。生産者との契約栽培を行う中「えのき茸茶漬」が出来ました。近年、業界でも中国で栽培された原料を使用したり、中国でビン詰加工したものを輸入販売するメーカーがあります。私どもは、その原料がその地域でいかにして生まれ、その地域とともに歩んだか、その歴史を知っているからこそ、今でも長野県産の原料にこだわっております。
 
生活クラブとの出逢い
大学を出たばかりの青年が産直運動を行う中、鬼無里の商品を販売。この青年がSマーク第1号であるマルモ青木味噌の青木生吉(現マルモ青木味噌会長)さんと顔なじみであることから、マルモ青木味噌さんが橋渡し役となり、1976年に生活クラブと提携を致しました。
 
消費材ができるまで
【無添加から品質安定維持のためのPH調整】
えのき茸茶漬は市場では類の無い、合成添加物不使用で製造され、30年余りに渡り皆様からご利用頂いて参りましたが、2009年リユースビンの仕様変更に伴い、ビンが広口となりヘッドスペースが広がることで封入酸素量が増加するなど、環境変化による製品の安定維持が困難となりました。
現在は、PH調整剤としてクエン酸を使用させて頂く中、製品の安定を維持しております。化学調味料不使用はもちろんのこと、生活クラブ生産者からの丸大豆しょうゆ、食塩を使用。自社煮込みの抽出のかつおだしや、鬼無里の酒米で造った純米酒を調味料として使用しております。
またPH調整ができたことで、食塩相当量を従来の約20%削減することができました。
 
生活クラブとの提携・現在とこれから
98年「五目ずしの素」を開発した際、具材となる国産加工用レンコンを捜しました。この時契約した茨城県の生産者の方が「中国産に押され栽培意欲も無くなってきたが、作り続けて来て良かった。」とおっしゃいました。
今まで生活クラブさんから提起された様々な課題は、自社や地域など様々な事にプラスとなって来ました。
これからも、もっと自助努力をしながら頑張っていきたいと思います。
 
私たちが扱っている消費材の一覧です
えのき茸茶漬S.gif 野沢菜漬○きのこと山菜炊込御飯の素○五目ずしの素 
 

S.gif マークは、生活クラブを代表する消費材のマークです。生産の安定と信頼、利用の高さなどにもとづいて設定されます。社会的な優位性、材のもつ運動性を語ることができる消費材です。
try2.gif マークは、組合員が参加して開発された消費材を示すマークです。多くの組合員からの聞き取り調査や市場調査を行い、原材料の選定から生産者視察など、すべての規格仕様の決定に関わり開発した消費材です。
また掲載している上記の消費材はすべてでない場合がありますので詳しくは生活クラブ連合会のWebサイトへどうぞ。

 

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