前田食品株式会社
埼玉県幸手市南 |
私が生産者です |
社名は知られていませんが、 「いろいろな消費材」で活躍しています |
![]() 前田食品工場外観 |
前田食品は小麦を小麦粉にしている会社です。昭和21年の創業以来、国産小麦粉を中心に製粉しています。エッ生活クラブのカタログで名前を見たことない!? そうなんです。実は原料としての小麦粉を数多くの消費材にお使いいただいている、縁の下の力持ち的存在なのです。あなたがいつも食べているあの麺や餃子やそのお菓子、実は前田食品の小麦粉で作られているかもしれません。 ところで、小麦の自給率ってどれ位かご存知でしょうか。なんと10%ちょっとしかありません。したがって製粉会社では、国産小麦を10%位挽いているのが当たり前なのです。ところが、前田食品は違います。なんと80~90%国産小麦を挽いている、業界ではとても珍しい製粉会社なのです。 |
私の代表消費材 |
国産小麦のおいしさをお届けしたい |
![]() 工場内部(スポート) |
では、前田食品独自の消費材はないの?いえいえあります。 現在埼玉の単協で埼玉県産小麦を品種別に挽き分けた 「ふしぎっ粉」(あやひかり) 「ふっくら粉」(ハナマンテン) 「ふんわり粉」(さとのそら)という小麦粉と、 「こだわり名人うどん・ひやむぎ」 という埼玉県産小麦粉100%の乾麺を取扱いいただいています。埼玉の小麦を存分に味わっていただける品揃えです。 「製粉」とは、小麦を小麦粉にするという単純な作業です。しかし小麦は自然の作物ですから、年によって、地域によって、もちろん麦種によって全く違ってきます。原料の小麦を見極め、その小麦に合わせた最良の方法で小麦粉にする。小麦の持つ自然の「旨み」を最大限に引き出す。そのために一粒の小さな小麦を40以上の部位に取分け、それぞれの製品に最も適した配合で小麦粉を作っています。 そんな私たちには国産小麦に対する強いこだわりがあります。それは安全・安心はもちろんのことですが、国産小麦には外国産にはない香り・旨み・色があるからです。「国産小麦のおいしさを一人でも多くの組合員様にお届けしたい。」それが私たちの願いです。 |
生活クラブとの提携・現在とこれから |
「生きている小麦」を「命ある小麦粉」に |
![]() 小麦畑 |
私たちは「小麦は生きている」と考えています。四季の移り変わりを敏感に感じ、その「生きている小麦」を「命ある小麦粉」としてお届けしたい。現在、有機栽培小麦にも注目し、今後導入して行きたいと考えています。 子を育てる親のように小麦に愛情を持って接し、目に見える粉のひと粒ひと粒に、組合員の皆様の笑顔を思い浮かべながら、安全・安心でしかもおいしい、そんな製品づくりをこれからも続けて行きます。 |