生産者名一覧

月山パイロットファーム

山形県鶴岡市
私が生産者です
持続可能な農業、安全・安心・健康な農産物作り
月山
 
代表取締役 相馬 大
私たちのメインテーマは「持続」。
できるかぎり農薬・化学肥料を使用せずに、持続できる農業を目指す農業生産者です。農業を取り巻く環境は大きく変わり、「環境保全型農法」への取り組み自体がスタンダードになり、私たちも変わり者から先駆者に変わったことに、喜びと時代の変化を感じます。
メインテーマは「持続」。食料をめぐるすべての課題はこの一言です。農薬を減らす意味も、環境問題を唱えることも、すべてはこの「持続」に行き着きます。 これからも「永続できる食糧生産」を目指し、農業も食品加工もなるべく環境負荷の少ない方法を模索するとともに、私たちの「身の丈プラスアルファ」の努力を続けて行きたいと考えています。

工場主任 我孫子 あき
生活クラブの皆様を知って40年になりました。最初の取り組みは青菜漬でしたが、自分たちの畑で作ったものが漬物として製品となったときの感動は、今も同じです。現在は仲間も増え、猛暑、雨天、吹雪の日々も消費者のニーズにこたえるべく、赤かぶ、民田なす、茶豆や青大豆など、栽培法を模索しつつ、頑張っています。それは、毎年、庄内交流会でふれあう組合員のみなさんの顔を思い浮かべて、期待に応えなければと思うからです。
 
私の代表消費材
おいしいかぶの意味
――歴史の長さと強い抗酸化作用
赤かぶ
 
赤かぶ(温海かぶ)は洋種系で、原産地は地中海沿岸地帯に近い中近東とみられ、根が発達してかぶの形になったのはアフガニスタンあたりとされています。
シベリアを経て日本に入った系統と考えられており、庄内地方では、旧温海町の一霞という集落で、数百年前から栽培されていた記録があり、主に焼畑で栽培されてきたようです。あるいは、稲作より古いかもしれないと考えられ、植物学上からも貴重な種類です。

赤かぶはアミノ酸、ビタミンCが豊富。赤い色は、アントシアニンのひとつルブロブラッシンです。抗酸化能を持つことも確認されており、健康上きわめて有益であることが期待されます。
 
私たちが扱っている消費材
赤かぶ漬
○赤かぶ漬
○民田なすからし漬
○青菜漬
○ハリハリ大根
○白こうじ漬たくあん
○ねばねば昆布
○がごめ昆布豆
○割り干し大根漬
○月山のひたし豆
○庄内茶豆
○冷凍だだちゃ豆
○正月用漬物セット(菊花入り赤かぶなます・白こうじ漬たくあん・ひたし豆)
○青大豆豆ぽん
 
消費材ができるまで
 
自分の家族に食べさせたくないものは作らない
 
無農薬馬鈴薯20トンの契約から始まり、化学肥料や農薬をできるだけ使わないための方法として取り入れた輪作作物の一つが赤かぶです。赤かぶは加工品原料としてしか流通していないため、自社での赤かぶ漬の生産に取り組みました。この赤かぶ漬から、原料野菜の生産と加工品の生産を一貫して行う体制が始まったことになります。現在は、原料となる野菜栽培の提携農家も増えてきています。
また、最初から生活クラブとの提携の中で開発され育てられてきた消費材ですので、添加物の使い方すら私たちは知りません。一貫して、化学合成添加物不使用が私たちの標準スペックです。
 
市販品との違い【赤かぶ編】
比較表
 
野菜は自社農場と提携農家で栽培
――明確なトレーサビリティ
民田なす
 
農業生産者であるという自覚から、漬物の原料栽培はできる限り自社農場で行っています。 たとえば、民田なすのからし漬は、民田なす(漬物専用の小なす、庄内地方の特産)に加えて、非常に収穫が大変で希少になってしまった「和がらし」も自社栽培です。白こうじたくあん漬の「こうじ」は、有機もしくは特別栽培(慣行栽培と比較して1〜2割程度の農薬のみ使用)のお米を育てるところからです。
提携の農家も若い顔ぶれも育ってきて、加工用の野菜のみならず、あっぱれ小松菜やはればれキャベツ、あっぱれ大根にも挑戦しています。1年を通じて漬物を生産できる体制も確立されてきました。
 
生活クラブとの提携・現在とこれから
ピンポン玉の無農薬じゃがいも
 
1977年、日本有機農業研究会の故一楽照雄氏が、講演で訪れた折、完成したばかりの国営月山パイロット事業を視察され、大型の有機農業実験農場としての可能性を感じ、生活クラブを紹介したのがきっかけでした。弊社のパイロットとは、「実験」の意味が含まれています。
当初は、無農薬の馬鈴薯の提携から、全て借地でスタートしました。一番最初はピンポン玉大の馬鈴薯しかとれませんでしたが、それを食べ支えてくれた組合員の皆さんのお陰で、現在まで続く力をいただきました。
秋冬のおよそ5ヶ月は雪と悪天候に閉ざされる山形県庄内地方で、いかに持続的に農業生産を続け雇用を創出できるかは、積年の課題の一つでした。
加工品の製造も生活クラブから声を掛けていただき、開始・提携となり、年間を通じた取り組みによって持続的な経営ができております。
私たちは、スタートから生活クラブと共に歩ませていただいています。
 
食べ物は人が生きる限り必要なもの
 
農産物は、馬鈴薯、人参、だだちゃ豆(庄内茶豆)、もってのほか、ひろっこ、あっぱれ小松菜、はればれ大根、はればれキャベツなど。加工品として、赤かぶ漬、民田なすからし漬、などお漬物を中心として取り組みをしています。
低投入持続型農法の完成を目指し、外部からの資材投入を減らすとともに、自家採取比率を高めてゆき、いかなる時代状況でも安定して食糧生産ができる農場の建設を目指していきます。
また、エネルギー問題への取り組みの一貫として、現在は廃油(平田牧場の経営する庄内エリアのレストランで出た豚カツ油)を利用したBDF(バイオディーゼル燃料)をトラクターの燃料として使用しています。
農業生産者の高齢化は社会問題になり続けていますが、解決の道筋が見えません。ですが、食べ物は人が生きる限り必要なもの。そして、作り手がいて、作り手が元気に生産を継続できるからこそ実現できる、実に危ういものであることを、今一度消費者、そして行政に対しても伝えていきたいです。
農業を取り巻く厳しい状況の中でも、簡単に利用できるバイオガスの実験、IT技術の活用やロボットによる実験の受け入れなど、多方面での新しいチャレンジを受け入れる柔軟性も持ち続けたいと思います。
エネルギー面からも環境負荷を減らすと共に、自立できる食糧生産を目指します。
 

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