生産者名一覧

(株)オルター・トレード・ジャパン

東京都新宿区大久保
私が生産者です
「民衆交易」を通じて
オルタナティブな社会をめざします
オルタ―トレードジャパン
 
 (株)オルター・トレード・ジャパン(ATJ)は、バナナやエビなどの食べ物の交易を行う会社です。現在、食生活をはじめとして、私たちの生活はあらゆる部分で世界の人びとの生業や暮らしと密接につながっています。ATJは生産と消費の場をつなぐ交易を通して、生産者と消費者がお互いに協力してよりよい社会のしくみ、関係を創りだそうと、生協や産直団体、市民団体により設立されました。
 小規模生産者と消費者が連帯して行う交流交易である「民衆交易」を通じて、オルタナティブな社会の仕組みを目指します。
<現地生産者>
バナナ生産者
食べる人とつくる人の共生をめざして
 
 フィリピンのオルタートレード・フィリピン社(ATPI)は、生産者たちに基本的なバナナの手入れを奨励し品質の向上に取り組んでいます。また、バナナだけでない多様な作物づくりや家畜の飼育なども取り入れた資源循環型農業を勧めることで、持続可能な生産とその環境づくりに取り組んでいます。
 自然を生かした粗放養殖でエビを育てているインドネシアの生産者たちは、エコシュリンプの交易を行う中で、現地法人オルター・トレード・インドネシア(ATINA)の職員と共にNGOを設立。産地周辺のゴミ収集やマングローブの植樹、石けんキャンペーンなどの環境保全活動を通し、持続的なエビ養殖とその環境づくりにも取り組んでいます。

 
カカオ生産者
インドネシア・パプア州先住民族のカカオ生産者
 
 インドネシア・パプア州にあるカカオキタ(わたしたちのカカオ)社は、パプア州の先住民族により設立された現地NGO「パプア農村開発財団(YPMD)」を母体とする事業体です。カカオというパプアの人びとが持つ既存の資源を活用し、カカオ民衆交易やチョコレート菓子類の製造・販売を始めとした経済活動を実践しています。
 
私の代表消費材
バランゴンバナナとエコシュリンプは、
環境にやさしく、安全な食べ物です。
 
バランゴンバナナ
 
 「バランゴン」とは、フィリピンに自生するバナナの品種の名前です。ほんのりとした酸味と甘みの調和したコクのある味わいが特徴です。見ためはキズだらけでも、厚めの皮が果肉部分を守ってくれます。バランゴンバナナをつくっているのはフィリピンの小農民で、栽培期間中は化学合成農薬や化学肥料を使わず、収穫後にも防カビ剤や防腐剤を使っていません。産地の自然環境や働く人びとにとっても、日本の消費者にとっても、安心・安全なバナナです。
 
 エコシュリンプは、粗放養殖で育ったブラックタイガー。過密な状態で人工飼料や抗生物質を多用して育てられるものがほとんどの市販の養殖エビに対し、自然に近い環境で池の中に棲むプランクトンや小さな生き物を食べながら育った、健康的なエビです。また、そのような粗放養殖は、自然環境に対する負荷が極めて小さく、持続的な養殖が可能な方法でもあります。
 収獲後は迅速に氷締めし、翌日までには現地法人オルター・トレード・インドネシア社(ATINA社)の工場へ。そして、保水剤やpH調整剤等を一切使用せず、一回バラ凍結で製品化します。国内で再凍結されることが多い市販の冷凍エビとは異なり、水分の流出がないため、身が縮みにくく、獲れたてに近いエビ本来の食感とうまみがお楽しみ頂けます。
 
トリュフ
 
 インドネシア・パプア州の先住民族が育てたカカオ豆を用いたカカオ素材は、「チョコラ デ パプア 生チョコレートトリュフ」をはじめとする各種のチョコレート製品に使用されています。パプア州の豊かな森でとれたカカオを丁寧に発酵・乾燥させて作ったカカオ豆はフルーティーな風味が特徴です。
 
生活クラブとの提携・現在とこれから
食べる人と作る人の共生をめざして

持続的な自然環境での粗放養殖
 
<バナナ>
 砂糖産業に依存していたフィリピン・ネグロス島では、砂糖の国際価格の暴落で多くの砂糖労働者が失業し子どもたちが飢餓にさらされました。そうした状況において、援助ではなく事業を通してネグロスの人々の自立を応援しようと「民衆交易」が始まりました。一方、日本国内では、安いバナナが出まわっています。そうしたバナナの多くは、フィリピン・ミンダナオ島のバナナプランテーションで農薬や化学肥料が投入されて大量生産されたものです。そのことによって、産地の環境破壊がすすみ、土壌や水は農薬などで汚染されています。ミンダナオ島の小規模農民たちは、自分たちの暮らしや環境を守るために、バナナ民衆交易に参加しました。

<エコシュリンプ>
 世界最大とも言われた日本のエビ需要は、1980年代以降に東南アジアで急速に広がった過密養殖(集約型養殖)によって支えられました。しかし、そのために産地の環境破壊が進んだことも事実です。そのような中、持続的なエビの生産と消費の仕組みづくりを目指して始まったのが、エコシュリンプの交易です。

<カカオ>
 生活クラブの皆さんをはじめとして、食を通じて人びとと連帯し、生産者の顔が見えて搾取のない持続的農業によって育てたカカオを原料とした安心、安全なチョコレートを提供していきます。
 また、カカオ民衆交易をきっかけとして、パプアの人びとが持続性のある経済活動を確立し、地域内での資源や食の循環がある自立した地域をつくる取り組みを応援していきます。


 日本の消費者は、一般のバナナやエビの消費が多く、その消費を通して生産者や産地の環境に負荷を与えているとも言えます。そうしたなかで、ATJは生活クラブと共に、安全で美味しいバランゴンバナナやエコシュリンプを選んで食べいただくことを広め、同時に生産者を応援し、持続的な生産を可能とする環境づくりに取り組んでいきます。
 

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